はじめまして!
測ってみっぺ!いわきのブログへようこそ!
測ってみっぺ!いわきとは私と友人ふたりの活動でして
依頼を頂いた方のご自宅まで放射線量を測定しにいくというものです。
ここへ来るまでのいきさつ・・・測ってみっぺ!誕生秘話を語らせていただきます
3/11のあの大震災で怖い思いをして、
その後訳も分からぬまま原発事故の放射能汚染が福島県を覆いつくし
目には見えないけど数値は発表され、
それがどんな風に危険で、どんな影響を及ぼし、何をどうすれば逃れることができるのか・・・
きっとみんな最初は訳が分からなかったと思います
わたくしはと言いますと・・・
子どもが3人いまして、小さいのは小学生です
まだまだ屋内退避が続くだろうと思っていた4月のはじめ
始業式が行われるよ〜
学校がスタートするよ〜
へ〜〜??
まだ早いでしょ!
嘘だ〜
ここからが葛藤のスタートでした
みんな行かせるの?
え?あたしだけ?こんな風に危機感を持っているのは?
まあまあ・・・かなりの揺れる思いとの戦いを続け、子供をゴールデンウィークまで屋内に置くことを決断しました。
これから先、どうやって子供たちを守っていけばいいのか・・・
そんな不安な気持ちをさらに不安にさせることの数々・・・
学校はどんどん普段通りに近づく流れをつくり
気が付けば屋外での活動もあれよあれよと言う間に解禁されていきました
これに対し、不安の声や反対の声はないの?
保護者の反応は?
おかしいおかしいと思いながらネットで県内や市内の保護者の動きや声を探しまくりました
同じように不安に思っている保護者がたくさんいることは分かりましたが
じゃあどうすればいいの?ということになると
非難や批判ばかりで具体的な動きがさっぱり見えてきません
そんな声を上げるだけでは何も始まらない
愚痴や嘆きからは何も生まれない
身近なところを測りながら
どうせなら、同じ思いの人の不安を解消するために個人のお宅を測定させてもらおう!
これが
≪測ってみっぺ!いわき≫の誕生のきっかけです
なんてことはない
ふつうの主婦たちが、ただの思いだけで活動しているってこと
お分かりいただけたでしょうか?
目に見えないことって本当に不安なんですよね
今までが嘘ばっかりだから市で発表しているデータなんて信じられない!
そんな声もたくさんあります
大丈夫だって言われてたから
あんまり注意してなくて
地震で窓も開いてしまっていたし
換気扇も回っていたし
どれだけ室内が放射能だらけかわからない・・・
泣きそうなお母さんにたくさん出会いました
自分を責めて苦しんでいるお母さんもたくさんいました
子どもの目線を少しでも高くするために
外に出る時は必ずおんぶしているというお母さんにも会いました
生れたばかりの赤ちゃんを抱えて
どうやってこの子を守っていったらいいのかと
涙を浮かべているお母さんもいました
まずは目で数値を見てもらって
自分の環境がどのラインか
年間の線量を出して
できる対策を考える
除染が可能なところは除染して
経過をまた目で確かめてもらう
できることはいろいろあるのです
一体いつまでこの測定が必要なのか・・・
先の事は分かりませんが
私たちの測定の日々はまだまだ続きそうです
測定を希望される方
どうぞご一報ください
測ってみっぺ!いわきの二人組のどちらかが参上いたしますよ〜