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みなさんの声をお届けください2013.03.04 Monday
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いわきの初期被曝を追及する会ブログより
【みなさんの声をお届けください】
http://iwakinomama.jugem.jp/?eid=12
『いわきの初期被曝を追及するママの会を応援したい!』という声が多数寄せられています。
ありがとうございます。
『自分も同じように思っている』
『次回は一緒に思いを伝えさせてほしい』
やっと、そういった声に出会うこととなり、アクションは無駄ではなかったと喜んでおります。
私たちが提出しました公開質問状についてはこちらをご覧下さい。
(http://iwakinomama.jugem.jp/?eid=8)
これについて、市長から頂く回答の期限は3月18日としております。
質問状の内容については、それぞれの担当部署に分かれているということでした。
担当部署は保健福祉部の他にも行政経営部、教育委員会などかと思います。
これらの部署に、ぜひみなさんのお声を届けて頂けないでしょうか。
『いわきの初期被曝を追及するママの会』による公開質問状の内容は
子どもの未来を思う市民の声を代表するものだったと、そのようなお声が多数です。
それを証明するために、このアクションを支持するという意思を表して頂けないでしょうか。
保健福祉部保健福祉課
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/bukyoku/hokenfukushibu/hokenfukushi/index.html
行政経営部災害対策課
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/bukyoku/gyoseikeieibu/13357/nuclear_hazard_countermeasure_division.html
教育委員会
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/kyoiku/somu/5401/013864.html
それぞれに電話、FAXでの問い合わせ、メールでのお問い合わせができるようになっています。
どうか、私たちのアクションを後押しする声を、お願い致します。
回答期限まで、私たちもドキドキの日々を過ごしております。
みなさんからの声を各部署に受け止めて頂き、子どもたちの環境を改善させる方向へ持って行く。
市民と行政とが一体となってそれを実現できますように・・・
それがそんなに簡単なことではないということも分かっています。
しかし、まずは声を上げなければ道は開かれることはありません。
ママたちが勇気を出して、声を上げることができた今としては、みなさまのご協力を求めさせて頂くことが大事になります。
ひとりひとりの大人たちが一体となって、未来を変えていけることを願っています。
どうぞよろしくお願い致します。
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当たり前の声を大きくしていくために2013.03.02 Saturday
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2月27日のいわき市長への公開質問状提出を終え、たくさんの反響を感じています。
よくやった!
代弁してくれてありがとう!
たくさん届くそのような声に、本当に大きなことだったんだな〜と、改めて感じます。
私たちは、いつも少数派として、この問題について、少ない仲間と語り合ってきました。
どうしたらいいんだろう・・・
ずっとずっと、どうにかしたいと思い続け、やっとその思いを届けることができました。
価値観の違い、情報の種類や量から生まれるこの問題についての認識の差は
突き詰めていけば最悪の事態をも生み出しかねないことで
例えば夫婦間でとことん話し合えば、きっと離婚というところまでいってしまうだろう・・・いつもそんな危うさが心にチラつきます。
あいまいなままにしておいて、なんとかやり過ごす。
そんな選択肢を選んで日々を送っているという話は、よく聞く話です。
今回のアクションについても、もうこれをやらない訳にはいかないと思ったから私たちは動きましたが
それなりのリスクを抱えながら、ひとりひとりがまだまだ不安を感じていることも事実です。
このアクションを起こすことで
今まで散々味わってきた『少数派のごく一部の母親』としての孤独感を持ち続けるか
それとも、そうではなく、本当は多くの人が同じように思っていると実感でき、行政を動かす力を得られるかこのアクションを支えて下さる方々の存在を、知らせることができなければ、このアクションは成功しません。
行政や学校とのやり取りというのは、実際に見える部分で判断されてしまいます。
そう思っているのはほんの僅かな市民や親。
『そういった考えの方もいらっしゃるということとして受け止めさせて頂きます』
なにを言ってもそのように片付けられてしまう・・・
本当にそうなのでしょうか?
今までのように片付けられてしまったら、どうしよう・・・
多くの市民の後押しなしでは、今までの孤独な母親のままです。
どうか、私たちを支えて下さい。
具体的に今支えて頂きたいことは
現在開催中のいわき市議会2月定例会(2月28日から3月21日)にて、創世会、佐藤和良議員の代表質問に私たちが提出した公開質問状の内容が含まれますので、
なるべく多くの市民が関心を持っているということを、傍聴という形で示して頂きたいということです。
http://iwakinomama.jugem.jp/?eid=10
いわき市長に提出した公開質問状の内容がいわき市議会2月定例会代表質問に含まれます
● 代表質問:3月4日(月)午後1時より2時50分頃まで
1、新・いわき市総合計画実施計画と平成25年度予算について
2、いわき市における初期被ばく問題と小児甲状腺がん対策について
3、市民を守る原子力災害対策について
4、長期避難者の現状といわき市の対応について
5、新病院基本計画の課題について
6、障害者優先調達推進法の施行に伴う本市の取り組みについて
7、鮫川水系四時川源流部での放射性物質焼却実証実験施設への対応について
このブログのアクセス件数は相当のもので、私たちは驚いています。
当たり前の声を大きくしていくために、具体的な一歩を、共に踏み出して頂くことを願っています。
よろしくお願い致します。
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いわき市長に提出した公開質問状の内容がいわき市議会2月定例会代表質問に含まれます2013.03.02 Saturday
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今度は市議会に注目です。
現在開催中のいわき市議会2月定例会(2月28日から3月21日)にて、創世会、佐藤和良議員の代表質問に私たちが提出した公開質問状の内容が含まれます。
多くの市民が注目していることを伝えるためにも議会の傍聴を呼びかけます。
ここはとっても大事な場面ですので、なるべく足を運んで頂ければと思います。
よろしくお願い致します。
〜佐藤和良議員ブログより〜
http://skazuyoshi.exblog.jp/19870630/
『3月4日の代表質問の内容 』
2013年 02月 28日
本日2月28日から3月21日までの日程で、いわき市議会2月定例会が開会しました。
3月4日のわたくしの代表質問の項目内容をお知らせします。
代表質問は一問一答形式ではなく、最初に私が40分間質問して、執行部が答弁します。答弁に対する再質問は10分間の持ち時間で2回までとなっています。
● 代表質問:3月4日(月)午後1時より2時50分頃まで
1、新・いわき市総合計画実施計画と平成25年度予算について
2、いわき市における初期被ばく問題と小児甲状腺がん対策について
3、市民を守る原子力災害対策について
4、長期避難者の現状といわき市の対応について
5、新病院基本計画の課題について
6、障害者優先調達推進法の施行に伴う本市の取り組みについて
7、鮫川水系四時川源流部での放射性物質焼却実証実験施設への対応について
この中の2についてが私たちが提出した公開質問状の内容になります。
(詳細)
2、いわき市における初期被ばく問題と小児甲状腺がん対策について
(1)いわき市における初期被ばくの実態について
ア、2011年3月24日から30日にかけて、いわき市、川俣町、飯館村で実施され、同年3月26日、27日に、いわき市内で実施された小児甲状腺被ばく調査の概要および結果はどのようなものか。
イ、2011年3月29日原子力安全委員会は、「いわき市内で実施した小児甲状腺被ばくの調査結果において、有意な値が測定された」として、いわき市の1名がバックグランド等を詳細に評価した結果、甲状腺等価線量が35mSv値であったが、これらの事実をいわき市はいつからどのように承知していたのか。
ウ、昨年12月定例会で保健福祉部長は「昨年6月から7月上旬にかけて、文部科学省が実施した土壌における放射性物質の核種分析の調査結果によりますと、市内各地から放射性ヨウ素が検出されている状況などから、本市市民も一定程度被ばくしたものと認識しており、県が実施する甲状腺検査の結果や、その後の経過観察について、注意深く見守っていく必要があるものと考えております」としたが、いわき市として市民の健康を守るため初期被ばくの実態を解明する体制をとるべきでないか。
(2)いわき市の初期被ばくへの対応の経緯と問題点について
ア、2011年3月12日、放射性ヨウ素に対する被ばく対策でいわき市が備蓄してきた安定ヨウ素剤を配布すべきとの提案を受け入れ早期配布を実行しなかったため、3月15日早朝からの放射性プルームにより、子どもたちはじめ市民が被ばくしたが、安定ヨウ素剤の配布服用が間に合わなかったことをどう捉えているか。
イ、2011年3月18日から安定ヨウ素剤の市民配布を決定した経緯とその実態はどうか。
ウ、本年1月12日NHK放送の番組に出演した市長は、配布後服用を認めなかったことを反省しているようだが、その真意は何か。
(3)子どもを小児甲状腺がんから守る今後の対策について
ア、県民健康管理調査の甲状腺検査について、いわき市内での一次検査及び二次検査が実施できる検査拠点「ブランチ」の整備や今後のいわき市としての対応策はどうか。
イ、県民健康管理調査の甲状腺検査について、被験者への告知方法や画像データの提供、検査頻度の増加、血液及び尿検査の追加など、県に対して現状の改善を求めるべきではないか。
ウ、小児甲状腺がんの「早期発見」「早期治療」のため、市町村の検査体制確立にむけた財政援助、甲状腺検査等の拠点病院の確保など、抜本的な小児甲状腺がん検査体制の確立を図るよう国に対し強く求めるとともに、いわき市として甲状腺専門医の招致、健康管理体制の構築を実現すべきではないか。
ぜひ、ご注目下さい。
傍聴受付は、本庁舎の右端にある議会棟の傍聴者入口から入り、住所氏名を記入し傍聴券の交付を受けてからとなります。
インターネット中継は、下記からアクセスをお願い致します。
http://www.discussvision.net/iwakisi/index.html
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いわき市で行われた鮫川村焼却炉説明会を終えて2月14日、いわき市田人町で行われた鮫川村焼却炉説明会の模様をアップ致します。2013.02.25 Monday
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いわき市で行われた鮫川村焼却炉説明会を終えて
2月14日、いわき市田人町で行われた鮫川村焼却炉説明会の模様をアップ致します。
http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukushima1#/recorded/29269637
この件は11月15日に工事が着工し、いわき市に鮫川村から通知が届いたのはその3日前の11月12日だったことから、なぜもっと早く知らせなかったのか、また、私たちいわき市民の同意を得ることなく工事を始めたことについて、おかしいのではないかということを訴え続けて来ました。
いわき市はそれについては問題なしと受け止めていたということで、この説明会の開催は、私たち市民団体が説明を求め声を上げたことがきっかけで行われることになりました。
ここに至るまでの経緯については、過去の記事でレポートしていますが
まだまだ知らない人がほとんどです。
そんな中で、とにかくこの事実を知らせようと、講演会を開いたり、チラシを配ったり、
そして、様々な申し入れや要望の際にはみなさんからたくさんの署名を頂いて協力をいただいて参りました。
環境省への申し入れ行動も行いました。
そしてやっとたどり着いたいわき市での住民説明会の開催でしたが、終えてみるとたくさんの反省をしなければならない場面がありました。
説明会だというから説明を聞きに行ったのに、知りたいことが分からなかった。
質問したかったのに、できなかった。
もっと詳しくいろんなことを聞きたかった。
このような声が届いていることに、私たちは深く反省し、みなさんにお詫びを申し上げます。
場を用意して、市民の方の不安や疑問の声を上げて頂く説明会にしなければならなかったと、振り返ります。
鮫川村村長の発言や、環境省の説明に関しては、かなり不信感を抱いたという声も存在し、
ずっとこの問題を見続けてきた方からの声と、この説明会の開催がきっかけでこの問題を知ることになったという方の声には感想の違いがあります。
どちらにせよ、批判の声が上がっていることを真摯に受け止め、これからのことを考えていきたいと思います。
田人町で説明会が開催されたのは2月14日でした。
その2日前の12日、午前中、思いもよらぬ吉報が届きました。
鮫川青生野地区(建設地)の住民が、工事の白紙撤回を求める署名を村長に提出し、民友、民報、朝日新聞記者も同行した。
村長は署名を受け取りながら『心配かけて申し訳なかったね。除染はしなければならないと思っているが、これだけの声が上がっている以上、焼却は無理だと思っている。環境省にその件をこれから伝える』と言ったという情報を得て、IWJ記者が住民の取材に向かいました。
鮫川村焼却場問題-土手内進さんインタビュー
しかし、その日の夕方、また違った情報が入りました。
情報が錯綜しているため北茨城市が鮫川村長に確認の電話を入れたところ、『白紙撤回とは言っていない。工事は続ける』と言っていると、
次の日に発行された2社の新聞記事は以下の通りでした。
2013.2.13日 福島民友新聞記事
2013.2.13日 福島民報新聞記事
住民は白紙撤回を求め、村長は理解を求め続ける。
そして、田人町での住民説明会当日の午前10時に行われたIWJによる鮫川村村長へのインタビューはこちらです。
鮫川村長インタビュー
言っていることが二転三転は当たり前という村長の発言。
いわき市田人町での説明会では、北茨城市同様、工事の撤回を求める声が上がり、環境省は持ち帰って検討すると言いました。
その答えは、北茨城市にもいわき市にも、まだ届いていません。
今後については、動きがあり次第報告いたします。
IWJレポート
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北茨城市で行われた鮫川村放射性廃棄物焼却炉説明会の模様です2013.02.25 Monday
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過去の記事になりますが、経過報告としてアップ致します。
北茨城市で行われた鮫川村放射性廃棄物焼却炉説明会の模様です
2013年2月9日(土)、福島県鮫川村に予定されている放射性廃棄物焼却実証実験施設に関し、隣接する茨城県北茨城市関本町小川の小川田園都市センターにおいて環境省による住民説明会が開かれました。
動画を貼り付けますのでご覧下さい。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/56978
会場には入りきれないほどの住民が集まりました。
『なぜ今頃の説明会なのか。工事が始まってからではおかしいのでは?』という根本的な質問が投げかけられ、それに対して環境省は『風評被害を防ぐためだった』と答えていました。
北茨城市長からの『鮫川村ではなく北茨城や塙、いわきが反対することはできないのか』という質問に対しては持ち帰って検討するとのこと。それまでは工事をストップすることを求めました。
声の高まりの成果が見られ、その中でも驚く場面がありました。
この放射性廃棄物焼却炉の建設工事については、実は訳もわからないままに承諾してしまった鮫川村の住民もいたということがだんだんに分かり、地権者の16人の内9人が同意を保留、説明を尽くさない場合は白紙撤回を要請するという展開になって来たのです。
鮫川村の住民から環境省に、集めた署名が提出されました。
建設地である青生野地区72戸のうち48戸が白紙撤回を求めているという内容です。
それから、福島第一原発のある大熊町から避難している方もこの説明会に駆けつけており、大事な話をして下さいました。
『環境省の話には嘘がある。廃棄物は福島第一原発近くに作るのが筋。大熊町から出たものはすべて引き受けるつもりなので、みなさん安心して声をあげてください』
このスピーチに対し、場内から拍手が湧き起こりました。
原発事故により大量の放射性物質が放出して私たちは被害を受けているというのに、なぜに更なる汚染の原因を押し付けられなければならないのか。
線量の低いところに、なぜこのような焼却炉が作られなければならないのか。
この鮫川村の問題は、発覚しなければスルリと法をすり抜けて、気がついたらのどかな里山に放射性廃棄物焼却処分場が出来ていたということだったのではないでしょうか。
しかし、そんなことはあってはならないことなのです。
大丈夫だと言っているだろう、大したことはないだろうと楽観視して、子どもたちの未来を守ることができるのでしょうか。
有無を言わさずどんどん更なる汚染を押し付けられているというのが、私たちが直面している現実です。
除染の名のもとに、汚染拡散事業がどんどん展開されようとしています。
その流れに住民は怯えています。
命や健康よりも優先されるべきものがそこにあると言うのなら、それは一体なんなのでしょうか・・・
これほど市民が反対をしても尚、押し進められていくのでしょうか。
いわき市での住民説明会は
2月14日(木)18:00〜 田人町ふれあい館
にて行われます。
多くの住民が参加できることを願います。
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東京新聞に掲載されました2013.02.05 Tuesday
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◆放射能汚染ごみ焼却計画 また疑惑
福島・鮫川村で建設中
性能不評の炉を採用
茨城県との県境、鮫川村の端にある牧場跡地。ここが焼却施設の建設現場だ。近くに住む福島県塙町の農業男性(67)は「近所に建設されるのに、自治体が違うと私らには何の説明もない。さらに妙な焼却炉を使うという話も聞いたし…」と、不信感をあらわにした。
放射性廃棄物の扱いは従来、原子力施設に限られていた。鮫川村での実験計画に反対する元東電社員の吉川彰浩さん(32)は「環境省は農家の野焼きと同じレベルで、放射能汚染物を処理しようとしている」と話す。
これまで放射性廃棄物は原子力基本法など放射能三法で、一般ごみとは全く別ルートで厳重に管理、処理されてきた。
原発内の焼却炉には、排気筒に放射性物質の濃度を測る常時監視装置がつけられ、負圧(内部圧力を低くし、損傷しても外に放射性物質が漏れ出さないようにする)を保ち、炉は建屋内に設置する─といった具合だ。
ところが、福島原発事故により、放射性廃棄物が各地で発生。環境省は昨年1月、対策のために急ぎ放射性物質汚染対処特措法を施行した。
同法によると、1キログラム当たり8,000ベクレル超の高濃度汚染ごみは「国が責任を持って処理」しなくてはならない。だが、処分場を確保できず、作業ははかどらない。除染により、高濃度に汚染された落ち葉や木の枝などの量はかさむばかりだ。
濃度薄め 国は責任逃れか
鮫川村での焼却実験の狙いについて、環境省は「8,000ベクレル超の落ち葉や堆肥を低汚染の牧草や稲わらと混ぜて焼却し、焼却灰を基準値以下に抑える」と説明する。
しかし、放射性物質の処理は凝縮が基本。薄めて、拡散することはご法度ではなかったのか。住民からも「国は低汚染のごみで薄め、高濃度汚染物の処理責任から逃れようとしている」という批判が上がっている。
環境省は昨春、村にこの計画を持ちかけ、村議会も了承。ところが村民には、昨年10月発行の広報誌上のお知らせ欄に簡単に書かれていただけだった。建設予定地の住所も「非公表」とした。
建設の同意を取ったのは、周辺1キロの村民計30世帯のみ。建設予定地から半径1〜2キロの範囲には、茨城県北茨城市や福島県塙町も入るが、住民説明はなかった。福島県条例などに定められた審査が完了する前に着工し、その慌てぶりが住民の不信をより高めた。
そして、ここに来て、もうひとつの疑惑が見つかった。近隣住民が県に情報公開請求した環境省の届け出書から、採用される焼却炉が「傾斜回転床炉」だと判明した。
◆環境アセス不要の小型
国内では普及せず
不完全燃焼ならダイオキシン
傾斜回転床炉とは、どんな焼却炉なのか。
設計図などによると、おわん形の炉が回転し、ごみをかき混ぜながら燃やす仕組み。しかし、中部地方のある産廃業者は「国内では普及しておらず、民間でも使われているのは全国で数カ所程度のはず。理由は構造的な問題があるからだといわれている」と語る。
「うまく燃やすための調節作業が難しい。ごみがうまく混ざらないと、炉の底にたまったごみが、上部にかぶさったごみにふたをされる形になり不完全燃焼しやすい」
焼却施設でしばしば問題となるダイオキシンの生成を抑えるには「800度の高温で2秒以上の焼却」が必要とされているが、不完全燃焼だと発生の危険性が高まる。
さらに別の業者も「重油を焼却する炉として使う例は知っているが、落ち葉や稲わらを焼くなんて初耳だ」と言う。
環境省は「(焼却施設建設工事を受注した)日立造船が選んだ炉で安全だと聞いている」とし、独自に安全性を確認したわけではないと説明。
その日立造船は取材に対し、「撹拌により燃焼が促進される」「回転数によりごみと空気との接触を制御することで燃焼の制御が可能」などの特徴を挙げ、「さまざまな被焼却物を十分燃焼させやすい」と説明する。
しかし、環境省が県に提出した届け出書では、稲わらや牧草などに必ず含まれている塩分を「ゼロ」と表記した資料を添付するなど、そのずさんさは際立っている。
建設予定地から1.5キロの福島県塙町に住む北村孝至さん(56)は「こんないいかげんな書類を出すようでは、国を信用できない」と憤る。環境省がようやく鮫川村で説明会を開いたのは、着工後の昨年末。「その場でも、炉の型については全く説明がなかった。『フィルターにより、99%以上の放射性物質は除去できる』と繰り返すだけだった」(北村さん)
さらにこの焼却炉は1時間当たりの焼却能力が「199キロ」。環境省が公募した際に、処理能力を「200キロ未満」と指定したためだが、これは何を意味するのか。
実は焼却能力が200キロ未満だと、「産業廃棄物処理法」と「大気汚染防止法」の規制がかからなくなる。その結果、事前に大気や土壌、地下水などへの影響を調べる環境評価(アセスメント)を実施しなくても建設できるのだ。ある産廃業者は「まるきり規制逃れとしか思えない」と話す。
加えて、炉には放射性物質監視装置は設置されず、建屋もない。放射性物質の測定は、公道からの出入り口にモニタリングポストがあるだけ。万が一、施設で事故が発生しても緊急に対応できるとは思えない構造だ。
焼却灰について、環境省は焼却施設付近に一時保管するという。予定地から1キロの北茨城市の牧場で約1,000頭の肉牛を飼育する山氏徹さん(63)は「実際は最終処分場にするつもりではないか。鮫川村を先例に、環境アセスがいらない小型炉を各地につくり、市町村に処理させる気ではないか」とその真意をいぶかる。
廃棄物問題が専門の環境運動家関口鉄夫さんは「放射性廃棄物を焼却すれば、大気中に拡散して環境汚染のリスクが高まる。他のごみと混ぜて焼却して放射性物質の濃度を薄める─という発想自体に現実性が欠けている」と指摘している。
◆高濃度放射能汚染ごみの処理
国は1キロ当たり8,000ベクレルを超える汚染ごみの最終処分場を各自治体につくる方針だが、具体名が挙がった茨城県高萩市や栃木県矢板市はこの計画に猛反発。同10万ベクレル以上の汚染物については福島県内に中間貯蔵場を設けるとしているが、設置場所のメドは立っていない。
デスクメモ
環境相の石原伸晃氏は自民党幹事長時代に福島第一原発を「第一サティアン」と失言した。サティアンとはあのオウム真理教の教団施設である。自動小銃やサリンを密造していたが、強制捜査まで実態は謎だった。謎多い点ではこの焼却施設も同じだ。「環境省のサティアン」ではしゃれにならない。
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鮫川村放射性廃棄物実証実験について、声を届ける方法です2013.02.05 Tuesday
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2月になりました。
私たちの声が届くことなく、工事は進み、実証実験は間もなくスタートしようとしています。
工事の中止は考えていないという環境省の回答、そして求めていた住民説明会の開催日と開催場所が決定しました。
いわき市田人町で環境省による住民説明会開催
鮫川村の隣に住む私たちいわき市民は、この問題の当事者ではない。
環境省による判断に納得がいかないという声はますます高まっています。
署名の締切を過ぎ、只今集計の作業を進めておりますが、今なおこの件について全く知らなかったという反応だらけです。
どうしたらいいのか
自分たちにできることはないのかと
もどかしい声が寄せられています。
どこに声を上げたらいいのか・・・
私もそうであったように、いろんなシステムが分からず、どのように声が吸い上げられていくのかが分からないのが実際のところです。
議員さんに頼んでみる!と言って、地元の、または応援している議員さんに話してみても、環境省から届いた資料をもとに『大丈夫だ〜』という答えしか返って来なかったというがっかりの声も聞きます。
今までの応援はなんだったのか・・・
市議選を終えて5ヶ月経った今、早くも失敗したと反省しているという声もひとつばかりではありません。
今こそ見極めのチャンスです。
どうか、応援している議員さんに、この件について伺ってみてはどうでしょうか
議員さんは、市民の声を伝えることがお仕事のはずです。
任期中、積極的に市民のために動いて下さる方はどなたなのでしょうか。
選挙の時にはお名前がたくさん大きく聞こえますが、果たしてその方が市民のために何をして下さったのかということはなかなか分からないのが現実です。
市議会を傍聴した時の議員さんの発言です。
いわき市議会焼却炉工事停止を求める決議案は否決。議会を傍聴しました。
ぜひ、議員さんに、声を届けて下さい。
今こそいわき市議会議員さんの大事なお仕事の時です。
議員連絡先リスト
それから、声を届けることができる場は他にもあります。
このような理不尽なことがあるのかというみなさんの率直な声をどんどん届けて頂ければと思います。
よろしくお願いいたします。
<読者投稿欄リスト>
福島民報「みんなのひろば」欄
http://www.minpo.jp/contact/kodama.php
投稿の決まり
▼ 建設的なご意見、明るい話題をお寄せください。
▼ 400字程度。主題を変えず添削することがあります。
▼ 必ず住所、氏名、生年月日、電話番号を明記。原則として紙上匿名は認めません。
▼ 他紙との二重投稿はお断りしています。
▼ 掲載した場合には薄謝を進呈いたします。
〒960−8602
福島市太田町13−17
福島民報社「みんなのひろば係」
FAX:024−531−4117
メール: hiroba@minpo.ne.jp
福島民友「窓」欄
https://hosting2.nifty.com/ssl/www.minyu-net.com/honsha-annai/mado/form.html
郵便番号960-8648、福島民友新聞社「読者の窓」係
◆原稿の字数−450字以内
◆住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記(原則として紙上匿名は認めません、原稿は返却しません)
◆添削や不採用があります
◆掲載分には薄謝
※二重投稿はお断りします
mado@minyu-net.com
読売新聞「気流」欄
https://qooker.jp/Q/ja/yomi/kiryu/
▽330字程度で▽写真、イラストもどうぞ
▽職業、氏名、年齢、郵便番号、住所、電話番号を明記
▽添削することがあり、原稿は返却しません
▽匿名は原則不可
▽あて先
〒103-8601 日本橋郵便局留、読売新聞東京本社「気流係」
ファクス=03-3217-8229
メール=tousho@yomiuri.com
(投稿文は添付文書とせずメール本文としてお送りください)
朝日新聞「声」欄
http://www.asahi.com/shimbun/reference/faq01.html
550字以内です。
いずれも、郵便番号、住所、氏名、職業、年齢、電話番号を明記して下さい。紙上匿名は原則不可。
二重投稿、採否の問い合わせ、メールの添付ファイルはご遠慮下さい。原稿は返却しません。
掲載分には謝礼(図書券)をお送りします。本社電子メディアに収録する場合があります
(他本社は宛先は各本社版紙面でもご確認下さい)
「声」「かたえくぼ」「朝日川柳」いずれも、投稿先の住所などは、以下の通りです。
【東京本社】
〒104−8661 東京・晴海支店私書箱300号、朝日新聞社「声」係
<FAX>0570−013579 または 03−3248−0355
<e-mail>tokyo-koe@asahi.com
【大阪本社】
〒530−8063 郵便事業会社大阪支店私書箱44号、朝日新聞社「声」係
<FAX>06−6223−0737
<e-mail>dai-koe@asahi.com
【西部本社】
〒104−8661 東京・晴海支店私書箱300号、朝日新聞社「声」係
<FAX>0570−013579 または 03−3248−0355
<e-mail>seibukoe@asahi.com
【名古屋本社】
〒104−8661 東京・晴海支店私書箱300号、朝日新聞社「声」係
<FAX>0570−013579 または 03−3248−0355
<e-mail>mei-koe@asahi.com
毎日新聞「みんなの広場」欄
毎日新聞本紙「みんなの広場」への投稿を、Webでも受け付けます。以下のフォームに
住所、氏名、年齢、職業などを明記し、本文(420字を超えると送れません。添削する
ことがあります)を書き込んで送信してください。匿名、仮名、二重投稿はご遠慮ください。
なお、採否の問い合わせには応じかねます。掲載分には謝礼を郵送します。
掲載分の著作権は毎日新聞社に帰属します。ただし、投稿者本人の利用は妨げません。
また、毎日新聞データベースに収録し、一般にも公開されます。
https://form.mainichi.co.jp/annuncio/hiroba/
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いわき市田人町で環境省による住民説明会開催2013.02.05 Tuesday
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いわき市議会創世会佐藤和良議員のブログより転載致します。
2月14日に鮫川村焼却施設の説明会 2013年 01月 29日
鮫川村に建設中の放射性物質の焼却実証実験施設問題では、いわき市議会が情報公開などを求める決議を行い、市民グループも環境省に対して工事中止と住民への説明会の開催を求めていましたが、住民説明会がいわき市で実施されることになりました。
以下、いわき市生活環境部環境企画課からの案内です。
●鮫川村における農林業系副産物の焼却実証事業に係る説明会について
鮫川村における放射性物質を含む農林業系副産物の焼却実証事業については、隣接自治体である本市に対し、事前の説明が無かったこと、設置場所が、本市の水源地に隣接していることなどから、平成24年12月21日に環境省及び鮫川村に、十分な情報の提供、安全・安心のための対策などについて申し入れを行いました。
ついては、申入書の内容に沿って、事業主体である環境省による説明会を開催することになりましたので、お知らせします。
[経過]
・11月14日
鮫川村から、郵送により「農林業系副産物の焼却施設設置計画について」(11月12日付け24地第922号)を受理する。
・12月11日
建設水道常任委員会において、焼却施設設置予定地の現地視察を行う。(環境省・鮫川村の担当者より、説明を受ける。)
・12月13日
11月定例会において、「放射性物質を含む農林業系副産物の焼却実証実験施設に関する情報の公開と住民生活の安全・安心の保障をを求める決議」が議決される。
翌日、決議文を内閣総理大臣及び環境大臣に送付。
・12月21日
環境省及び鮫川村に対し申入書を堤出。
[説明会について]
・日 時:平成25年2月14日(木曜日)午後6時から
・場 所:田人ふれあい館 屋内運動場 (田人町旅人字下平石191)
・周知方法:田人地区回覧、ホームページに掲載及び報道機関への情報提供
私たちが環境省に対して行った、1月28日を回答期限とする申し入れについて、回答として届いたメールにはこのことは一切触れられていませんでした。
1月16日に申し入れを行った件についての環境省からの回答です
回答の中で、住民説明会については必要であれば開催するという内容でした。
そしてその次の日に届いたこの知らせ・・・
なんとも解せないというか、意図が分かりません。
あくまでもこの説明会については、市民団体からの申し入れを受けてではなく、いわき市からの申し入れに対するリアクションでということなのでしょうか・・・
ここでも住民不在というか、民意無視の姿勢を感じます。
住民説明会開催地は田人町。
鮫川村に近い場所ということなのでしょうが、やはり当事者を小さく絞り込むという環境省のやり方がここにも表れています。
この問題で、私たちが初めていわき市に申し入れを行った時、鮫川村からは建設工事着工の3日前に通知が届いていたことが明らかになり、それを受けていわき市は安全性については環境省の説明により確認していると答えました。
12月10日鮫川村焼却処分場建設工事中止を求める要望書提出
12月13日のいわき市議会定例会本会議の中では、事業主体である環境省に対して、いわき市はじめ近隣自治体及び住民への情報開示と誠意ある説明を行うとともに、安全確認と合意形成ができるまで、施設の建設工事を停止するよう求めるいわき市議会創世会による決議案第1号は否決され
いわき市議会志道会(自民系14名・第一会派)が、公明党(4名)、つつじの会(連合系3名)の賛同を得て提出した決議案第2号、情報開示と安全安心の保障対策を講ずれば工事停止は求めないという焼却ありきの決議案が可決されました。
12月13日いわき市議会・鮫川村焼却実験施設の建設工事の停止を求める決議は否決されました
それを受けて12月21日に、いわき市生活環境部長が環境省に出向いて行った申し入れ。それはやはり工事の中止や停止を求めたいという市民の声は反映されないまま、情報提供を求め、安全対策を求めるという内容で届けられ、
12月21日鮫川村における農林業系副産物の焼却実証実験に係る申入れについて
1月7日に行われた私たちからの申し入れの中で、いわき市から環境省に対する申し入れは回答期限を設けていないものだったということが明らかになったため、環境省に対して住民説明会を求めると共に、いわき市への申し入れについても早急に回答することを求めました。
1月7日鮫川村焼却施設についての説明会を求め、申し入れを行いました
本来市民と共にあり、民意を反映した議会や行政であれば、民意を無視した環境省の強引な姿勢に対して、市民を守るために力を尽くすべきであると思うのですが
様々な要望を届ける度に何を守りたいのかと疑ってしまうような、原発事故によって被害を受けた自治体とは思えないような弱腰のいわき市の対応については、市民からがっかりの声がたくさん上がっています。
しかしながら、わたしたち市民が声を束にして上げたことにより、様々なことが動いていることは確かです。
ひとりひとりの声を上げることを諦めず、市民の力を取り戻し、議会や行政のあり方を問うためにも、手を取り合って前進して行ければと思っています。
この住民説明会に、ひとりでも多くの市民が参加し、民意を無視し続ける環境省に対して、声を届けられることを願います。
拡散にご協力をお願い致します。
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いわきの水と風の会・鮫川村環境観察日記2013.02.05 Tuesday
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鮫川村に建設中の放射性廃棄物焼却炉は、私たちの環境に影響を及ぼさないと断言できるのでしょうか。
工事は着々と進んでおり、実証実験は2月にスタートすると言われています。
のどかで自然豊かな鮫川村に、放射性廃棄物を燃やす施設ができることは、いまだ受け入れたくない事実です。
ずっとこの件でアクションを起こしてきた私たち(団体を総称し『いわきの水と風の会とすることになりました』)は、実証実験がスタートする前に施設の周りの環境を測定し、データを取る必要があると考えました。
今まで2回、水と空気、空間線量の調査を行いました。
2回目に調査を行った時は、あまりの雪深さ、いわき市とのロケーションの違いに笑いが出てしまうほどでした。
いわき市では全く雪が降っていない日に、鮫川村では豪雪状態。
隣接していながら、こんなにも違うんだ!と驚きでした。
標高が700mという鮫川村の、のどかな里山で測定を行った様子です。
『鮫川村放射性物質実証実験施設 現地調査1月24日』
http://www.ustream.tv/recorded/28878214
ここで使用するバッテリーは、私たちのアクションに賛同して下さる方々にご協力頂き購入させて頂きました。
ありがとうございました。
これからも、継続して環境測定を行っていこうと思います。
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1月16日に申し入れを行った件についての環境省からの回答です2013.01.29 Tuesday
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1月16日環境省へ福島県鮫川村に建設中の放射性廃棄物を焼却する実証実験施設について、「工事中止・住民説明を尽くすこと」を求めて申入れに行って参りました。
『環境省に申し入れを行ったご報告です』
http://natureherb.blog.fc2.com/blog-entry-68.html
それについての回答期限だった昨日、メールにて環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課指定廃棄物対策チームより回答がありました。
申し入れの際に出た質問に対しての文書での回答も求めていたため、それも含まれています。
要望書(福島県鮫川村焼却実証実験施設について)への回答
バグフィルターについて
安全性資料
全体配置計画図
全4ファイル(圧縮ZIPファイル形式)
ほんの一部の住民以外には秘密裏で進められてきたことが分かる内容であり、当事者はあくまでも建設地の周囲1kmの住民及び地権者とする環境省に対して、民意とは?と、申し入れの際に何度も問い続けた結果がこのような回答だと言うことです。
安全性についても、この内容で納得はできません。
住民説明会で、専門家に来て頂き、説明を求めることが必要です。
工事の中止は考えていない。
住民に対する説明については今までも必要に応じて行ってきたと言う環境省の主張ですが、工事着工から1ヶ月以上経って、やっと開いた鮫川村での住民説明会では、初めて建設地を公表し、不安だという住民の声は聞き入れられませんでした。
1km圏外の住民には説明義務がないという血の通わない住民無視の進め方が今後もどんどん展開されるのかと思うと、恐ろしさで震えます。
これが原発事故の結果です。
国が進めてきた原子力産業の犠牲を強いられ、挙句の果てに、その後片付けをしてやるという姿勢の減容システムの推進。
鮫川村の村長は、困っているところを環境省に助けて頂いたというように捉えているようです。
日本人が国を信じないでどうする!という村長の言葉・・・
きちんと現実を捉えることができないことによって、このような事態を招いてしまった未来への責任は重大です。
そして、痛みに寄り添うように見せかけ、汚染を押し付ける環境省のやり方は、本当に残酷です。
鮫川村焼却処分場に関する住民説明会
鮫川村焼却処分場に関する住民説明会2
この鮫川村の放射性廃棄物焼却炉計画の問題についての分かりやすいまとめをご覧下さい。
鮫川村放射性廃棄物焼却炉計画と問題点(基本情報編)
【ブログ記事:住民不在で進む、福島県鮫川村の『高濃度放射性廃棄物』焼却施設建設問題】
いわき市での住民説明会は開く方向で考えているという回答に留まっています。
北茨城市では2月中に住民説明会を開催する方向という情報を得ています。
2月にスタートするという実証実験よりも前に住民に説明を果たして欲しいという要望は聞き入れられるのでしょうか。
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