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TEAM ママベク 子どもの環境守り隊「2巡目の測定の終わりまで、あとちょっとです」2016.12.10 Saturday
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いわきの初期被曝を追及するママの会ブログより転載
「2巡目の測定の終わりまで、あとちょっとです」
http://iwakinomama.jugem.jp/?eid=137
2013年から始めた子どもの環境の測定活動は、今年で4年目を迎えました。
2015年11月から行っている2巡目の測定も、来年の1月には終了する予定です。
2015年11月〜小学校(67校)
2016年4月〜中学校(39校)
2016年8月〜2017年1月(予定)
幼稚園・保育園・保育所(84箇所)
※公立は全て。私立は希望があったところのみ。
2巡目の測定箇所は、190箇所でした。
いわき市は広いので、一通りを終えるまでには、1年以上の時間がかかります。
四季折々の風景を眺めながら、ぐるっと一回りして、また、寒い冬の到来です
雪が降ると測定はできなくなってしまうので、冬の測定は、雪が降りそうなところを優先にするなど、季節によっての工夫も必要です。
1巡目の時は、なにもかもが初めてということもあり、「もっとこうすればよかった・・・」という反省がたくさんありました。
2巡目の測定ではその反省を生かしながら、より入念な測定を行い、データのまとめ方についても、測定結果が子どもたちの環境改善に結びつくようにと、かなり詳細に行っています。
原発事故という未曽有の出来事が起こり、私たちは「何が必要なのか」ということを自らが考えなければならないところに立たされました。
初めてのことに向き合っていくためには、既存のやり方ではなく、新しいことを創造していかなければなりません。
身の上に降りかかってみて初めて感じる必要性。
目には見えない放射線の問題に向き合うため、私たちが必要性を感じた行動は、汚染を可視化させるということでした。
事故前の環境に戻すことは不可能であったとしても、できる限りの安全を手に入れるためには、受けた被害を証明するという、新たなライフワークが必要になりました。
被害を受けたことを自らが証明しなければ、防護のための策を求めることができないということは、とても大変なことでもあります。
求めなくても当たり前に守られるようなやさしい社会になりますように・・・私たちは、そんな未来を心から願っています。
測定データがまとまり次第、子どもの環境改善に向けて、いわき市とデータの共有をし、協議を行います。
北風が強く吹く中で、子どもたちは元気に遊んでいます。
現場の先生方には、いつも快く受け入れて頂き、ご協力を頂いています。
引き続き、どうぞよろしくお願い致します。
TEAM ママベク 子どもの環境守り隊 メンバー一同
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測定レポート2016.10.26 Wednesday
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時間の経過と共に、現実に背を向ける勢いはますます加速。
その偽りも現実
何が必要なのかも、それぞれの選択。
先を見ながら今できることを
できることを淡々とやり続けるだけ。
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汚染は思っている以上に広がっている2011.09.24 Saturday
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連休を利用して、ちょっと足を伸ばして新潟県まで行ってきました
本当なら放射能の事なんてすっかり忘れてしまいたいところですが
一応プロジェクトの一員として測定をしているものですから
ガイガーカウンターは常に携えて行動しております
磐越道を西へ向かい
郡山まで行くと線量は上がり
猪苗代あたりから下がる
下がると言っても言われているほど数値は低くなく
通常の3倍ほどの放射線量であることは認識しなければなりません
新潟市から海岸線へ向かい
海辺の線量を測定しました
0.16マイクロシーベルト
空間も地表も変わらない数値です
駅前の繁華街を測定
こちらも0.16マイクロシーベルトと
いわきの線量とたいして変わりません
カウンターはRADEX-1503
ここまで汚染は広がっているということなのでしょうか
これから新潟に移住が決まっているという友人もいます
複雑な思いでカウンターをしまいました
せっかくのレジャーですので、気分を変えて楽しんできました
あちこち回りながら外遊びもしました
きちんとポイントは抑えながら、気を付けるところは気を付けて
周りの子供の様子はやはり気になります
ボールを追いかけて大きな水たまりにボチャンと落ちてしまってびちゃびちゃになってしまった子供
土の上で手をついて転んで
そのままゴロゴロしてはしゃいでいる子供
笑ってすませる場面であってほしい・・・
でも・・・ちょっと今は違うのです
そこには目に見えない放射能があり
目に入ったり口に入ったりしたら危険
でも
見えないから・・・
現状を知って
子供を守れるのは
私たち大人
分からない
関係ない
考えるのが面倒
大丈夫と思いたい
いろんな思いがあるかもしれません
それでもやはり
私たちには大人としての責任があります
すべてのおとなが、すべてをのりこえて、ごどもたちをまもれますように。
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