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    子どもの思い、母の思い
    0

       母子避難している友人の現状についてちょっとだけシェアします。

      『なんかさ、語りたいよ』っていう友人からのメール・・・

      電話でちょっとだけ話しました。

      子どもたちのことを考えればこその避難だったのに
      うまく馴染めないのか、不登校になっていて
      せっかく外で思いっきり遊べる環境なのに閉じこもってばかり・・・
      なんのためにここに来たんだろう・・・

      福島に戻れば友達は普通に暮らしているのに
      なんで自分たちはそこに帰れないの?

      お母さんはお仕事大変そうだし
      今までの方がよかったんじゃないの?

      分かっているつもりでも、子どもだって自分の思いがあるし
      そんな風な思いをさせてしまっていることに申し訳なくて仕方がない・・・

      ごめんねと思う気持ちを、どこに表したらいいのか分からない。

      ただ、自分の選んだ道を信じてじっと耐える日々・・・

      本当はママも帰りたい・・・

      泣きたい気持ちを我慢して、目の前のことをこなす日々。

      もうちょっと頑張ってみよう・・・

      毎日自分にそう言い聞かせながら、でも、友人の心はもう限界を超えていると思います。

      抱きしめて、一緒に泣きたくても、遠くて簡単に会うこともできない

      切なさをちょっとだけ持たせてもらうことぐらいしかできないけれど、みんながそれぞれに今を苦しんでいるっていうことはお互いに知っているから、それぞれに今を乗り越えようっていう言葉しか出てこない・・・

      ただ言えることは、こういう思いを生み出してしまったことをよしとしてはいけないということ。

      苦しい思いをしている私たちにできることは、同じ思いを生み出さないために、この私たちの今を伝えること。

      口にしたら誰かが傷ついてしまうからと言えないことはたくさんあるけど

      やっぱり発信はしていきたいと思っています。

      友人にもことわって、ここにシェアさせてもらいました。

       

      posted by: クリキンディ | 避難という選択 | 13:22 | - | trackbacks(0) | - | - |
      避難先から〜神奈川県の場合〜
      0
         神奈川に避難したお友達から近況報告が入りました

        被災者は私立幼稚園の補助が出ます

        幼稚園から書類をもらい、只今格闘中・・・なんでこう分かりにくくできてるんでしょうね、書類達って・・・


        入園料の上限が53000円

        所得によってもかわるのですが、だいたい50000円くらいはおりるのではないか


        県から幼稚園の方へおりので

        そこから保護者へどう渡るのかはまだ不明

        保育料と相殺されるかもしれないし、園によっても対応が違うようです


        神奈川県は公立の幼稚園が少なく

        普通に保育料は発生し

        入園料だけでも平均して10万円近くかかるのだとか


        被災者は国から10万円くらい借りることができるシステムがあるらしいのですが

        あくまでも借金ですので

        なるべく使いたくないシステムです


        小学校などの義務教育と違い

        幼稚園は出費が大変です


        入園料を二重に払わなければならないなんて・・・


        補助が出るのはありがたいと言っていますが

        この経済的な負担をどこでどうやって補っていったらいいのか


        本当に厳しい現実です


        そこで彼女はソフトバンクの孫さんの財団法人に応募したそうで、

        一度目は対象外になったそうなのですが

        再度連絡が入り

        上限30万円で、引っ越し代と就学就園の補助が出ることになり

        現在書類待ちだそうです


        おお!よかったー!


        ほんとにありがたいですね・・・


        お友達も、周りの支援がとてもありがたいと言っていました



        神奈川で頑張る友よ〜

        情報提供、ありがとうね〜







        posted by: クリキンディ | 避難という選択 | 08:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        諦めたわけではない
        0
           夏休みの保養(洞爺バケーション)で出会ったお友達からメールが届きました

          年内中には近県へ引っ越すことが決まった


          ご主人は残しての母子避難です


          バケーションも残りわずか。

          もうすぐ福島へ帰るという時期に、それぞれの思いをシェアする機会がありました


          バケーションのスタッフは、なぜ避難できないのかと言うデリケートな問題に

          なかなか触れることができないという

          優しさの気遣いを持って接して下さっていました


          私たちとしては、それぞれに理由があり

          それでもたっぷりの後ろめたさも感じている


          そこの話し合いは、かなり痛いものがあったことも事実です


          メールをくれたお友達は

          線量の高いところに住んでいて

          子どもたちのことを考えると、すぐにでも避難したいのだけれども

          夫の事を考えると、残していくという選択はなかなかできない


          食生活も不規則になるだろうし

          夫の健康だって守りたい


          子どもを優先にしなければならないということは分かっているけれど

          なかなか割り切って考えることができない


          涙をぽろぽろこぼしながら話していた彼女に

          きっとスタッフもますます複雑さを味わうことになってしまったと思うけど

          でも、それを話すことができたことはよかったと

          私は思いました


          これは、きっと誰しも同じように思うところだと思います


          私も、一カ月の保養でさえも

          残していく家族の食事の事や暮らしのことを考えると、なかなか踏ん切りが付けられませんでした


          思い切った選択を迫られることに

          プレッシャーも不安も、かなりのものだと思います



          何事もなかったかのような

          普段通りの行事がどんどん予定され

          それに対しておかしいと思う自分が孤立していくし

          もちろん子供も孤立していく

          この精神的なストレスは相当のもので

          そんな状況が恐ろしくさえ感じてしまう


          子どもが外で自転車に乗って遊びたいという願いを叶えてやりたい


          そんな思いが、避難という選択に向かうことになった理由


          いち早く避難した人

          時期を遅くして避難した人


          この差でいろんなことを測らないでほしい


          いろんな状況があって

          いまだに選択すること、動くことができていない人はたくさんいます


          二重生活の大変さは経済的な負担も相当なものです

          それがクリアできないために避難できない人もたくさんいます


          細かいことを言ってしまえば

          主婦は食材を工夫しながら家計をやりくりできたとしても

          家事が苦手な旦那様は

          どうしても出来合いのものに頼ってしまったり

          外食も増えるかもしれない


          そんなことと言われるかもしれませんが

          一般的な庶民にとって

          これは大きなことなのです


          いろんなことが全て丸投げで

          負担は全て被害を受けている側に押し付けられている


          本当に理不尽で

          どこにぶつけていいのやら


          それでも彼女の言葉には希望がたっぷりで

          『歩みは遅いけれど、良い方向へ向かって進んでいると信じている』


          『バケーションで出会った仲間たちが、

          歩みを止めず進んでいることが勇気と励みの源になっている』


          そんなふうに綴ってありました


          ほんの数週間や一カ月の間の時間でしたが

          思いを共にする仲間の結びつきは強いものがあり

          支え合いながら進んでることに感謝の思いでいっぱいです


          張りつめていたものが

          だんだんに緩んで、安らぎを取り戻していけますように・・・


          いつも願っているからね















          posted by: クリキンディ | 避難という選択 | 12:05 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
          ふるさと
          0
             福島市に住む友人から電話がありました

            米沢市で借り上げ住宅を借りることができ、来月引っ越すことが決まったと。


            彼女は少し前に念願のマイホームを手に入れたばかり

            夢に描き続けた素敵な素敵な家


            そんな環境を手放さざるを得ない人はたくさんたくさんいます


            迷い続けたうえでの決断です


            福島市は線量が高く

            彼女の住んでいるところは3〜5マイクロシーベルト


            ご主人を残しての母子避難です


            福島市から米沢市は近いので

            こんな選択をする人は私の知り合いだけでもかなりたくさんいます


            子どもたちを放射能から守る福島ネットワークの会員さんからの動画を使わせて頂きます


            http://www.youtube.com/watch?v=9qofZnzA2Pc&sns=em



            私の実家は福島市


            両親も、兄弟も、甥っこも姪っ子も住んでいます


            私は夏休みに保養に出かけましたが

            一緒に行くことが叶わなかった甥や姪のことを思うと

            やはり罪悪感で一杯になるのです


            避難している方たちも

            これから避難しようと思っている方たちも

            みんな口を揃えて言うことは

            残っている人に申し訳ない


            すっきりとした気分ででることはできません


            同じ県内でも線量が高い低いで感情的な面でもいろんな問題が生じています


            とっても難しい問題です


            友人の選択は間違っていない

            悩んだ末の答え


            きっかけは渡利地区で行われた木村真三ざんの説明会だったそうです


            ほんの数週間前の事


            迷いがあるならば

            積極的にアクションを起こす


            結果、彼女は夫婦できちんと話し合い、決断することができました

            悩み続けていた時とは比べものにならない

            彼女の弾んだ声


            うれしいことでした。
            posted by: クリキンディ | 避難という選択 | 19:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            決断の理由
            0
              測定依頼がきっかけで知り合った方はたくさんいます

              みんな不安で押しつぶされそうになりながら電話やメールをくれるのですが

              その中のひとりの方に久しぶりに電話をして近況を伺いました


              一か月前に関東に引っ越したとのこと


              旦那様は仕事を辞めての再出発です


              幼稚園の線量も測ってほしいと言われ

              そこのお子さんが通う幼稚園にも行かせてもらいました


              このお母さんの真剣さ


              温度差という言葉が飛び交う中

              人目を気にせずとにかく子供を守る一心での行動には

              尊敬の念を抱きました


              線量も気になるけれど

              それ以上に障害となっていることは

              子供への冷やかしやもどかしい対応


              もっともっと全力で『もしものことを考えての率先的な対策』に取り組んでほしい


              大丈夫という楽観的な見解が見えてしまうと

              余計に不安に拍車がかかるのです


              そんな思いに耐え切れずここを出ていく人もたくさんいます


              遠く離れたところに引っ越した彼女


              安心感を得ることはできたけれど

              全てがすっきりしたわけではない


              どうしてもいわきのことが常に気になっているし

              自分の選択について

              冷ややかな反応をする友人に対してもわだかまりがある


              それでも引っ越し先の待遇はとても良心的で

              本当にいろんな面で配慮してもらっていて

              有難くて有難くて・・・


              それなのになんでいわきは?福島は?・・・


              いろんな矛盾も感じているようです


              後ろめたさなんて抱かなくていい


              自分が選んだ道を信じて自信を持って生きてほしい



              子供を思う気持ちは同じです


              いかなる選択をしようとそれが最善と祝いたいし

              ずっとずっと繋がっていてほしい


              その選択によってのメリット、デメリット

              細かいことをいっぱい教えてほしい


              まだまだ迷っている人もたくさんいます


              情報提供者として

              サポートよろしくね


              元気そうな声が聞けて

              ほっとしました





               
              posted by: クリキンディ | 避難という選択 | 08:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |