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原発事故の内側と外側
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    福島でなにが起こっているのか知りたいと、全国から、時に海外から、子育てをしている立場から話をしてほしいと、いろんな方からの依頼を頂きます。

    先日、そのような場面で「正面から戦っている」と言われて、はっとすることがありました。
    正面から戦っても結果をもたらすことはない。
    その言葉に、悲しい気持ちを抱きながら、いつから私は戦う立場に立ってしまったのかと、ふと我に帰るような瞬間でした。
    戻れるものなら戻りたいという気持ちでいっぱいになりながらも、きっともうもとには戻れないことも分かっている・・・
    仕方がないと諦めながら、そういった例えを受け入れている今でもあります。

    「風評被害」という言葉によって、原発事故による影響や汚染の実態には蓋をされ、安全な情報ばかりが私たちを取り囲んでいます。
    危機感を持って身を守るようにという情報は、今となっては皆無に等しく、それによって、守ろうと思えば守ることができることも阻まれてしまっています。
    この大罪は、のちにどのような結果をもたらすのかは分かりませんが、できることにも取り組まず、さらなる被害の拡大を止めることもせず、楽観的なこの状況をよしとして、事態の風化を許す様子を見ていることは、メンタルに大きなダメージを受け続けることでもあります。

    そんなことに騙されてはいけないと声を挙げ続けることが、いわゆる「正面から戦う」ということで、「子どもたちを被曝から守るために、対策を取ってほしいのです」と、声を挙げ続けることも、「正面から戦う」ということなのでしょう。

    実害はないという意味の「風評被害」という言葉が存在する以上、被害を抑えるための対策を求めることは非常に困難です。
    困難なことを続けることもまた、とても厳しい状態で、「放射能に不安を持っている母親」というカテゴリーに入れられてしまった今となっては、「風評被害」という言葉と同様に、実態がないのに訴え続けている存在とされてしまっているのでしょう。
    先日の内閣改造では、女性閣僚の登用が注目されましたが、ある女性閣僚が起用された理由は、「放射能アレルギーを持っているのは、子育て中の母親が多い」という、放射能アレルギーの母親対策のためで、それは原発再稼働のためであると、報道解説員がさらりと語っていました。

    全世界に影響を及ぼすほどの重大な原発事故が起こり、大量の放射性物質が拡散されているという事実や、今も原発事故は収束しないまま、深刻な状態であるという事実は、どこに行ってしまったのかと、焦りや絶望感を覚えます。
     
    原発事故の被害を受けている福島。
    放射能の影響を受けている福島。

    問題を福島だけのことと小さく限定することにより、内側と外側という立ち位置ができあがり、重大な原発事故の影響は、福島だけにとどまった問題で、内側の人々がどのように暮らしているのか、どのように感じているのかという目線が外側に存在しているということは、国が期待した通りの結果だと感じます。
    原発事故から3年半が過ぎ、その実態が葬られてしまいそうな今、当事者であるという自覚を持つことは、なかなかできないのも無理はないのかもしれません。
    「困っている福島の人々を救済しなければならない」という目線を外側に持たせ続けることによって、問題をひとつのところだけに小さく集中させ、事態を収めたいという思惑は成功しているということにも、そろそろ気づくべきであり、この、内側と外側の間にある壁を取り除くことが、原発の再稼働を止めるためのカギなのではないでしょうか。
     
    posted by: クリキンディ | 過ぎていく時間の中で | 02:03 | - | trackbacks(0) | - | - |